目の周りの乾燥肌対策!正しいスキンケア方法とは?

乾燥する季節になり、目の周りの乾燥が気になる方も多いのではないかと思います。

特に目の周りは他の部分と比べて皮膚が薄く皮脂腺が少ないため、乾燥しやすく刺激を受けやすい部位です。

この乾燥を放っておくと、小ジワの原因になるだけでなく、赤みやかゆみなどトラブルの元に…!

今回は、目の周りの乾燥の原因と対策方法をご紹介します。

目の周りの乾燥肌の原因は?

間違ったスキンケア方法

お肌の中でも1番デリケートな部分は、目の周りです。

メイクを落とすときにゴシゴシと洗ったり、刺激が強いクレンジングを使用することで、肌に大きなダメージを与えています。

目の周りは、皮膚が薄く、皮脂腺も少ないため、落とし過ぎや保湿不足による乾燥が起こりやすい部位です。

アイメイクを素早く落とそうと思うと、ついついこすってしまいがちですが、クレンジング剤はたっぷり使用してやさしくなじませることが大切です。

花粉やホコリなどの外的要因

特に、季節の変わり目や、花粉やホコリなどのアレルゲン物質が飛散するとかゆみが出ることが多いです。

その原因は皮膚のバリア機能が弱っている証拠です。スキンケア同様に、こすらずに保湿を行い、目元専用クリームなどで皮脂膜の代わりをつくってあげると改善する場合があります。

化粧品が合っていない

化粧品全般ですが、塗ってヒリヒリしたり赤みが出ると肌質に合っていない可能性があります。

その場合、肌に刺激を感じさせやすいアルコールやビタミンCなどが含まれたものを避け、低刺激の化粧品を選びましょう。

いつも使用している化粧品が急に肌にしみるようになったら、お肌のバリア機能が低下しています。

その場合は、使用を中断し、医者に相談してみましょう。

スキンケアを改善しても赤みが治らない場合

接触性皮膚炎(かぶれ)

スキンケアを改善しても目の周りの乾燥が治まらない、赤み、かゆみなどの乾燥以外の症状もある場合は、「接触性皮膚炎(かぶれ)」の可能性があります。

接触性皮膚炎は、乾燥による肌のバリア機能の低下によって、これまで何ともなかったものに突然反応を示すこともあります。

例えば、化粧品や薬品、植物や金属など様々なものが原因となり、その多くは「紅斑 (こうはん)」という盛り上がりのない皮膚の赤みや湿疹が見られます。

最近では、ビューラーによる金属アレルギーや、まつ毛エクステンション用の接着剤によるかぶれも多いため、使用している方は注意が必要です。

アトピー性皮膚炎

皮膚の乾燥をはじめ、かゆみの強い紅斑や湿疹が目の周り以外にもみられる場合は、「アトピー性皮膚炎」の可能性があります。

最近では、大人になってから発症することも多く、ストレスが大きな原因とも言われています。

アトピー性皮膚炎は接触性皮膚炎とは異なり、その原因は複合的で特定することが難しく、治りにくい皮膚疾患のひとつです。

皮膚の薄い目の周りは、アトピー性皮膚炎の症状が悪化しやすいため、疑いがある場合は、すぐに皮膚科専門医に診てもらいましょう。

目の周りの乾燥のお手入れは?

クレンジング・洗顔の見直し

目元はとても薄い部位なので、触れる際は「とにかく優しく」を心がけましょう。

「短時間で効率よくアイメイクを落としたい」といって洗浄力が強いクレンジングを選ぶと、今度は油分を落とし過ぎてしまい、乾燥の原因となります。

そのため、お湯でスルッと落ちるタイプのマスカラや、目元専用のクレンジングを選んで、やさしくお手入れしましょう。

また、多くの場合、洗顔時の「洗いすぎ」が乾燥の原因になることもあります。夜にしっかりとメイクを落とせているなら、翌朝は洗顔料を使わず、ぬるま湯洗顔だけにしてみてもいいかもしれませんね。

目の周りの乾燥にはワセリンが効果的

乾燥肌対策に人気があるのがワセリンです。

ワセリンには水分を保持し、刺激から皮膚を保護する働きがあります。

ワセリンの基本的な塗りかたは、洗顔後いつものスキンケアを終えたあとに、少量のワセリンを薄く伸ばし、目の周りに塗ってみてください。

ワセリンは、保湿効果が高いものの塗ったあとはべたつくので、必ず手の平や甲であらかじめよく伸ばしてから、肌にそっと置くようにつけましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

顔の中でも目の周りの乾燥は特に悪化しやすく、放っておくと肌のバリア機能が低下してしまいます。

少しでも、乾いているなと感じたらスキンケアの見直しを行いましょう。

また、赤みやかゆみが続くときは、単なる皮膚病ではない可能性もあるので、早め専門医で診てもらいましょう。

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