スキンケアをしているのに、Tゾーンのテカりや、すぐに化粧が崩れてしまうと気分が落ち込みますよね。
脂性肌ということで、何度も洗顔してしまうことはないですか?
脂性肌で悩まれている方は、洗顔を1日に何度も行うと必要以上に皮脂が落ちてしまうのでますます症状が悪化します。
今回は、脂性肌の方のためにおすすめする洗顔方法を紹介します。
脂性肌とは?
脂性肌は、「何らかの原因で皮脂の分泌が過剰になっている肌」のことです。
一方、お肌の水分量が低下(30%以下)している肌を「乾燥肌」と言いますが、脂性肌でも乾燥しているケースがあり、そのようなケースを最近では特に「脂性乾燥肌(インナードライ肌)」と言います。
脂性肌の半数以上はインナードライ肌だとも言われています。
脂性肌の方の正しい洗顔とは?
洗顔の回数は1日に2回
脂性肌の方は基本的に朝と夜の1日2回で十分です。
また、肌にダメージを与えないように、優しく洗うことが鉄則です。
油分が気になるといってゴシゴシ洗いすぎると、肌が乾燥してしまい必要以上に皮脂を出してしまう恐れがあるので、朝と夜の2回で洗顔料を使用して洗い流しましょう。
効果的な洗顔方法
- 手洗い
最初にしっかりと手を洗い雑菌を落とします。
- ぬるま湯で顔を洗う
毛穴を開かせ、汚れを落としやすくするためにぬるま湯で洗顔を行いましょう。
ぬらさずにそのまま洗顔料を使うと、肌に負担をかける可能性があるので洗顔の前は避けましょう。
- 洗顔料をよく泡立てる
泡立てネットなどを使って泡立てます。
その後、ぬるま湯を少しずつ足していき、こすってよく泡立てます。
4.優しく洗う
- 皮脂が多くでるTゾーンから洗います。
- 額につけた泡をT字に広げて、円を描くように泡を転がして洗います。
- 皮脂が詰まって毛穴が黒ずみやすい鼻は、指の腹で軽くマッサージします。
- 頬を洗います。優しく洗います。
- 目元や口元はデリケートなので、手でこすらないように注意しましょう。
5.ぬるま湯でしっかりと洗う
再度、ぬるま湯で洗い流し、最低30回はすすぎましょう。
特にこめかみや髪の生え際は洗い残しがあるので、しっかりと洗い落としましょう。
6.タオルで水分を取り除く
タオルを顔に当てて、吸収させるようにして顔の水気を取り除きます。
こすらないように注意することがポイントです。
正しいスキンケア方法
しっかりと保湿を行う
テカりやベタつきが気になる脂性肌の方も、洗顔後は油分が肌にあまり残っていないため、肌が乾燥しやすいです。
そのため、洗顔後はすぐに化粧水で水分を補修しましょう。
化粧水や美容液に含まれている油分と、自分の皮脂で油分が足りているようであれば乳液は控えてもよいでしょう。
しかし、乳液や美容液を塗る場合は乾燥する部分に薄く塗る程度で十分です。
固形石鹸がおすすめ
洗顔料は固形の洗顔石鹸だと成分がシンプルなため脂性肌の方におすすめです。
全ての固形石鹸に言えるわけではありませんが、「油分の配合が少量」である洗顔料が、固形石鹸には多いと思われます。
脂性肌の方はできるだけシンプルな洗顔が良いとされるので、固形石鹸が適していると言えるでしょう。
脂性肌の方にオススメの洗顔方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
今、脂性肌で悩まれている方も年齢や肌の状態によって変化する場合があります。
定期的に自分の肌をチェックして、その時に合う自分のスキンケア方法を行うことで肌は健やかにみずみずしく潤います。
また、脂性肌は普段の日常生活や食生活も影響されています。
スキンケアだけでなく、今一度、自分の生活習慣を見直し、今日から正しい習慣を身につけて悩みのない美肌を目指しましょう。