きちんとスキンケアしているのに、ニキビが出来たらショックですよね。
大事な日の前に限ってニキビは出来たりするので治すにも苦労します。
しかし、そんなニキビは1日では治りません。
即効性を求めるのであればスキンケアがおすすめですが、長期的にニキビの予防では食事改善だけでも効果があります。
今回はニキビ予防におすすめの食事法について紹介します。
なぜニキビはすぐに治らないの?
食べ物ではニキビが治らない?
食べ物には、ニキビケアをサポートする栄養素や成分を含むものが多くあります。
しかし、有効成分が体内に入ったからと言って、ニキビの原因に直接作用しません。
そのため「これを食べたらニキビが治る!」という食べ物は無く、ニキビに効く食べ物を食べたとしても、今できているニキビは治らないのです。
ニキビを繰り返さないために出来る食事法
ニキビができにくい肌になるための効果的な食べ物を紹介します。
バランスをみながら取り入れていきましょう。
ビタミンC
ビタミンCは美肌に欠かせず、化粧品にもビタミンC誘導体が配合された商品が人気を集めています。
ビタミンCは、抗炎症、抗酸化作用によってニキビの炎症を抑えてターンオーバーを促進する働きを持ちます。
よって、ビタミンはニキビの改善に必要な栄養素の1つです。
また、ビタミンCは非常に壊れやすい成分のため、可能な限り生で食べるとより効果的です。
加熱をする場合は出来るだけ、短時間に抑えましょう。
(ビタミンCが多く含まれる食べ物:レモン、いちご、ピーマン、アセロラ)
ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜を丈夫にして、肌のバリア機能を高める働きがあります。
よって、ニキビの悪化防止や予防に効果的と言われています。
健康な肌はビタミンAの働きにより肌細胞が次から次へと作り出されます。
そして、古くなった肌細胞が表面から剥がれ落ちていくことで、肌に付着した汚れや角質も落ちるため、みずみずしい肌でいられます。
ビタミンAは、動物のレバーやニンジンやホウレンソウなどの緑黄色野菜に多く含まれています。
(ビタミンAが多く含まれる食べ物:レバー、うなぎ、にんじん、いか、あんきも)
ビタミンE
ビタミンEにもビタミンCと同様に抗酸化作用があり、活性酸素によるニキビの炎症を抑制することができます。
また、肌のバリア機能を高め、アンチエイジングにも効果的なため積極的に摂取しましょう。
更に、ビタミンEは血行促進により新陳代謝を促す働きもあります。
ビタミンEは魚介・魚卵やナッツ類に多く含まれますが、ナッツ類は食べ過ぎると脂質の取り過ぎで、ニキビの原因になる可能性があるので注意が必要です。
(ビタミンEが多く含まれる食べ物:ぶり、いくら、アーモンド、アボガド)
ビタミンB群
ビタミンB群は、肌の老化予防に良いとされています。
また、皮脂の分泌を防ぎ、過剰な皮脂分泌によるニキビの予防に効果的です。
ビタミンB群は、特に青魚に多く含まれています。
(ビタミンBが多く含まれる食べ物:いわし、さば、さんま、チーズ、卵、まぐろ)
ビタミン以外の栄養素
ビタミン以外にもニキビに効果的なものがあります。
亜鉛
亜鉛は、肌の免疫力を高める働きがあり、ターンオーバーを促進します。
また、自然治癒力が高まるため、ニキビを自力で治すサポートにもなります。
※亜鉛は、摂り過ぎるとニキビの原因となるため注意が必要です。
しかし、サプリメントなどで過剰に摂取しない限りは過剰摂取の心配はほとんどありません。バランスを見て、不足しないように気を付けましょう。
(亜鉛が多く含まれる食べ物:レバー、納豆、卵、しじみ、あさり、カシューナッツ)
乳酸菌
乳酸菌は内臓、特に胃や腸の調子を整える働きがあります。
その結果、内臓不調によるニキビの発生を防ぐことができます。
便秘を起こすと、身体に溜まった老廃物が外に出ることができず、結果的にニキビとなって表れてしまいます。
健康的な肌を作るためには、乳酸菌も積極的に摂取したい栄養素です。
(乳酸菌が多く含まれる食べ物:ヨーグルト、キムチ、味噌、塩麹)
ニキビに効果的な食べ物まとめ
いかがでしたでしょうか?
ニキビを予防するために全て摂取するのではなく、無理なくバランスを見て摂取することが大切です。
今一度、自分の食生活を見直してニキビを食生活でも予防していきましょう。