最近、百貨店の化粧品コーナーで肌の水分量を測定でき、肌年齢を測れる機械があるほど「年齢肌」が身近になっています。
年齢肌とは、加齢によるシミ、シワ、たるみなどの年齢を重ねた肌の状態をいいます。
20歳を目途に肌は衰え、30代はお肌の曲がり角と言われています。ここでしっかりとケアをしなければ40代になると肌にシミなどが出てきます。
年齢肌は年齢を重ねるにつれて必ず起きるので、いかにして肌の老化を遅らせるかがカギとなります。
今回はそんな年齢肌の対策を紹介していきます。
年齢肌に必要なものは?
徹底した保湿
まず年齢肌対策の重要なカギは保湿です。
肌の乾燥は老化への引き金になるほど、しっかりと対策をしなければなりません。
年齢とともに肌そのものの保湿力は低下して、シワや毛穴の開き、たるみなど肌に現れてきます。
これらの症状を放っておくと、どんどん肌のターンオーバーが加速して肌が老化してきます。
特に注意しておかなければならないのが、目の周りや口元です。
このパーツは皮膚が大変薄く乾燥しやすい箇所です。
この部分に影やシワがあると見た目にも老けてみえる原因となります。
他のパーツよりも入念にケアすることで、シワやシミ予防につながります。
目元は目元美容液など販売されているので乾燥が気になる季節には入念にケアするようにしましょう。
紫外線対策
紫外線は肌の老化を促進する酸化と深い関わりがあります。
紫外線によって肌がダメージを受けると、肌を守るために色素細胞にメラニンの生成を指示し肌の表面にシミができるのも紫外線が原因と言われています。
ですから、しっかりと紫外線対策をしなければ肌に大きなダメージを受けてしまいます。
紫外線の対策方法としては、日焼け止めです。
紫外線対策の基本ですが、日焼け止めは紫外線対策として大いに結果が出ます。
また、日傘やサングラスも着用することで紫外線対策になりますので、晴れの日だけでなく、曇りや雨の日でも紫外線対策を行いましょう。
栄養バランスの取れた食事
体の代謝は年齢によって低下するため、いつまでも好きな物だけを摂取するのではなく、きちんとした食生活を送ることで、将来の自分に大きく影響してきます。
体の内側から栄養を十分に補給できるように栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。
化粧品ではコラーゲンやプラセンタ、ヒアルロン酸が人気ですが外からだけでなく、内側からも栄養を摂取することで効果は発揮されます。
また、ビタミンなどの抗酸化成分、大豆などのたんぱく質やイソブラボンの機能性成分などを栄養バランスの取れた食事で摂取することで、アンチエイジングの効果も発揮します。
現代の日本人の女性はたんぱく質が不足しています。
たんぱく質が不足すると、老廃物を排出する機能が低下します。
その結果、むくみや髪や肌がボロボロになるため、たんぱく質の摂取は重要です。
しかし、たんぱく質の取りすぎも老化を招いてしまうので、バランスよく摂取することが大事です。
過度なダイエットは禁物
過度に糖質制限や食事制限をすると肌だけではなく、体の老化を招きます。
食べないことで体内のバランスが崩れて、生理周期が狂ったり体調不良を起こす原因となるため、ダイエット方法を誤ると体に大きなダメージを与えます。
体の不調は老化を促進させて、高価なスキンケアを使用してもその努力が意味のないものとなるので、過剰なダイエットは禁物です。
年齢肌対策まとめ
いかがでしたでしょうか?
若いうちは多少スキンケアを怠けたり、食べたい食事ばかり摂取しても、自己修復能力が高かったため影響は出なかったと思います。
しかし、年齢を重ねると多少の無理が体の不調を引き起こす原因となります。
体の不調は老化を促進させるため、年齢肌の進行も早まります。
将来も美しい自分であるために、今日から実践していきましょう。