メイクやスキンケアをしているときに、ふと、ほうれい線ができてしまっていることに気づき、肌の衰えを感じることはありませんか?
年齢とともに、ほうれい線をはじめとする肌の衰えは避けられないものではありますが、きちんとエイジングケアをすることで、肌を5歳若返らせることができるといわれています。
今回はそんな年齢肌に負けない、マイナス肌になるスキンケア方法を紹介していきます。
年齢肌とは?
よく「年齢肌」と聞きますが、どういった意味なのでしょうか?
年齢肌とは、加齢によって変化が現れた肌のことを意味します。
例えば、ほうれい線を含むシワ、シミ、肌の垂れ下がりなどです
加齢によって肌の血行が悪くなり、細胞に栄養が届かなることで、肌の潤いが不足します。
そして、紫外線やストレスの影響でコラーゲンの数は減少していきます。
コラーゲンは、ハリと弾力を与えてみずみずしく健康的な肌を保つ働きをする肌には必要不可欠なものです。
そのためコラーゲンが不足すると、肌はハリを失ってたるみやシワができ、老化に繋がります。
年齢肌に有効な成分とは?
高いエイジング効果を発揮するレチノール
レチノールがエイジングケア成分として注目されたのはシワの改善効果に期待できるからです。
強い肌と粘膜を作り出すレチノールは、BカロチンやビタミンAでもあります。
レチノールは、年齢とともに減少する美肌成分には欠かせない「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」の生成を促す働きを持ちます。
そのため、お肌にハリや弾力がよみがえり、シワにも効果的だと言われています。
ターンオーバーを正常にするEGF
EGFは、人の肌に元からあるもので、補給しなければ年齢とともに減少していきます。
具体的な効果は、肌細胞を活性化させて、年齢とともに周期が遅れる「ターンオーバー」を通常の周期に導くという働きを持ちます。
そのため、老化を防ぎ、肌の若さを保つためには有効な成分と言われます。
美しい肌に導くプラセンタエキス
プラセンタエキスとは、胎盤から抽出されたエキスです。
プラセンタエキスは、肌を新しく生成する細胞を増量させる働きがあります。
これにより、肌代謝を早めて肌荒れを防ぎ、美しい肌へと導きます。
美白効果が高いビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体には、美肌や美白、エイジングケアのための多くの作用があります。
ビタミンC誘導体が、化粧水をはじめとする多くの化粧品に使われるのは、たった1つの成分で、多くの美肌効果をもたらしてくれるからです。
肌の機能を取り戻す効果に優れ、活性酸素による肌の老化を防ぐ効果があります。プラセンタは肌本来の自然治癒力に働きかけ、肌ストレスに負けない肌へ導きます。
年齢肌に負けないスキンケア方法
化粧水のつけ方
・使用量は必ず守る
・手のひらで温めてから肌に浸透させる
・化粧水は洗顔後すぐに付ける
年齢を重ねるにつれて潤いは不足します。
しかし、化粧水をバシャバシャと塗るのではなく、肌が必要としている適切な量を与えなければなりません。
乳液はダメ?クリームがおすすめの理由
化粧水のあとには必ず乳液かクリームで蓋をしないと乾燥肌対策になりません。
そこで、おすすめなのがクリームです。
乳液は「水分の多いクリーム」として、蓋の役割はほとんど期待できません。
乳液はクリームを水増しして乳化させているので、時間がたつと乾燥してしまいます。
ですから、必ずケアのあとにはクリームを塗りましょう。
クリームは水分の保持以外にも、表皮の保護や豊富な美容成分を配合しているため乾燥しにくく、年齢を重ねたお肌には最適です。
また、クリームのべたつきが気になる方はジェルタイプのクリームもあります。
最近はクリームも多様化しているので季節に合わせて自分に合うクリームを使いましょう。
年齢肌に負けないスキンケアまとめ
いかがでしたでしょうか?
年齢肌に対しては正しいスキンケアと睡眠や食生活などの生活習慣を改善することも効果的です。
また、年代に合わせて最適なスキンケア商品を選ぶことも大切です。
目的に合わせて自分に合うスキンケア商品を探していきましょう。