ニキビができる原因は食べ物かも?ニキビ予防・ニキビ跡を残さず治すための食事のポイント

プクッと膨れ上がったニキビは目立ち、しっかりとしたケアをしなければ跡が残ってしまいます。
その跡も若い頃ならすぐになくなるものですが、歳を重ねると治りが遅くなり、最悪シミのような跡が残ってしまうことも。
実はこのニキビができる原因とニキビ跡を残さず治す食事法があることをご存知ですか?
今回、そんな食べ物によるニキビ予防法をチェックしていきましょう。

 ニキビを治す食べ物

ニキビは外部からの刺激でできてしまうこともありますが、食べるものによって出来にくさや治りやすさに大きく影響を及ぼします。
プクッと膨れ上がったニキビはとても目立ち、人に会うのも恥ずかしいと感じてしまいますよね。

そんなニキビに効果のある食べ物をご紹介します。

 ビタミンC

美容の面では欠かせない重要な成分のビタミンCには、ニキビや吹き出物の予防と改善効果があります。
ビタミンCにはニキビの原因でもある皮脂の過剰分泌を減らす働きがあるため、皮脂が詰まりにくくなり、ニキビの発生を抑制します。
また、抗炎症作用もあり、ニキビが出来てしまってからも改善する効果があります。

そんなビタミンCが多く含まれている食べ物はコチラ。

赤ピーマン、黄ピーマン、小松菜、アセロラジュース、ゆずの皮、レモン、いちご、キウイなど。

 ビタミンE

ビタミンEはニキビの原因となる活性化酵素の抑制効果を持っています。
また血行を良くし、肌への栄養を送り届けることによって、ターンオーバーを促すことになります。
さらにニキビの原因である活性酸素を除去することができると言われています。

そんなビタミンEが多く含まれている食べ物はコチラ。

あんきも、すじこ、キャビア、うなぎ、アーモンド、アボカド、ブリなど

 ビタミンB6

ビタミンB6にはシミなどのメラニン色素沈着を改善する働きがあると同時に肌荒れや吹き出物を防止する作用があります。
また、ビタミンB6が不足することで湿疹や皮膚炎といったアレルギー症状が出やすくなると同時に、肌のターンオーバーが正常に発生されなくなる可能性があると言われています。

さらにビタミンB6はタンパク質を分解する際に役立つ補酵素と言われ、タンパク質をアミノ酸に分解してくれるのです。

そんなビタミンB6が多く含まれている食べ物はコチラ。

バナナ、鶏肉、カツオ、マグロ、カブ、にんにくなど

 ビタミンA

ビタミンAには皮膚や粘膜をよくし免疫力を上げる効果があり、ニキビの原因となるアクネ菌に対抗するために必要な栄養素です。
そんなビタミンEが多く含まれている食べ物はコチラ。

鶏レバー、豚レバー、うなぎ、ホタルイカなど

これらの栄養素を日常的に取り入れることでニキビのできにくい肌を作ることができます。

 ニキビができやすい食べ物

次はニキビが出来やすくなる食材を見ていきましょう。

 糖質

ケーキやチョコレートなどの洋菓子や清涼飲料などの甘いものには「糖質」が多く含まれています。
糖質を摂りすぎると分解するのにビタミンB群やミネラルを消費し、それでも分解されなかった糖質を脂肪として体の中に蓄えます。

その結果。脂肪が貯まってしまい皮脂が過剰に出てしまいニキビを発生させてしまうのです。

また食物繊維の少ない糖分の高い食品はGI値が高く、急激に血糖値が上がってしまうことでインスリンを大量に発生させてしまいます。
このインスリンは皮脂の分泌を活性化させてしまうため、ニキビの原因となってしまいます。

ストレス解消のために甘い物を食べるのは効果的ですが、食べ過ぎないように気をつけましょう。

 脂質

スナック菓子や揚げ物には脂質が多く含まれており、過剰に摂取することで皮脂の分泌量が増加します。
皮脂が増加すると毛穴の詰まりやすくなり、ニキビが出来やすくなります。
ニキビが出来やすいと感じたら、お菓子などの脂質を摂取することを控えていきましょう。

スナック菓子や揚げ物、バターなど脂質が多く含まれる食べ物を控えることで、ニキビが出来にくくなります。

また、揚げ物などで使われる古くなった油も要注意が必要です。

日常的にコーヒーを飲む方がいると思いますが、コーヒーに含まれるカフェインは、ビタミンB群の吸収を阻害していまいます。

 辛味

辛いものを食べると新陳代謝が上がり、肌をキレイにしてくれるのですがあまりにも辛すぎるものを食べると痛覚が刺激され、脳から消化を促す信号を発信し、過剰に胃液を分泌させます。
この過剰に分泌した胃液は小腸を荒らしてしまうため、消化がスムーズにいかなくなってしまい、肌への栄養素を送れなくなってしまいます。
その結果、体内の毒素が排出できなくなり、貯まった毒素がニキビとして現れてしまうのです。

 アルコール

アルコールもニキビには悪影響を及ぼします。
アルコールには大量の糖質が含まれており、分解をするのにニキビに効果のあるビタミンB群が大量に消費されます。
分解しきれなかった場合、毒素がたまりニキビが大量に発生してしまうことも…。
さらにアルコールによって毛細血管が拡張しすることで皮脂線が刺激され、過剰に皮脂を分泌してしまいます。

またアルコールは炎症をひどくしてしまうこともあります。
ニキビが出来ている時は特にアルコールを控えましょう。

加えてアルコールは肝臓に負担が掛けてしまうため、血液のろ過がうまくいかないことで血液中の毒素を増やしてしまいがちです。

アルコールも大量に摂取するのではなく、嗜む程度に控えることでニキビの発生を抑えることができるでしょう。

 まとめ

いかがでしたか?肌は摂取した食べ物から出来上がります。
そのため、食生活を改善することが肌にとっても大切ということをお分かりいただけたのではないでしょうか。
肌の天敵と言える睡眠不足なども含め、規則正しい生活をすることが、ニキビを作らない唯一の対策ではないでしょうか。

またお菓子やケーキなどの嗜好品を摂取するのはニキビを発生させてしまいますので、ほどほどに摂取することを心がけましょう。

日常の食事では満遍なくバランス良く栄養を摂取することは簡単ではありませんが、近年身近にサプリメントなどがありますので、不足しがちな栄養はサプリメントにて摂取し、ニキビに効果のある栄養価をどんどんと摂取していきましょう。

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