【徹底検証】ヒアルロン酸注射のメリットとデメリットとは?

ヒアルロン酸は、シワ取り、乾燥肌、ほうれい線などの美容面や、関節炎、ドライアイ、ひざ痛などの健康面など、様々な用途で利用されています。

そして、アンチエイジング効果が期待でき、手軽に行える「ヒアルロン酸注射」という方法があります。

このヒアルロン酸はもともと人間の体内に存在する物質ですが、プチ整形ではフィラーと呼ばれるヒアルロン酸の充填剤を注射します。

それによって、ほうれい線の改善やふっくらと弾力のある肌へと導きます。

しかし、ヒアルロン酸を直接、注射で患部に注入するので初めての方は不安ですよね。

今回は、ヒアルロン酸注射のメリットとデメリットについてご紹介します。

ヒアルロン酸注射の流れ

  1. カウンセリング
    美容外科等では、まず医師とカウンセリングを行い、処置を希望するほうれい線の状態を確認してもらいます。そこで、注入箇所や使用するヒアルロン酸の量などを提案してもらいます。

  1. 施術
    シワの溝にヒアルロン酸を注入します。所要時間は5~10分程度です。赤みが出る場合は、しばらく患部を冷却します。通院の必要はなく、術後はメイクすることも可能です。

ヒアルロン酸注射のメリット

体の負担が少ない

ヒアルロン酸の注入は外科手術のように、メスを使わないので、体への負担が格段に少なくなります。

注射をわずか10分程度で処置が完了する手軽さも人気の理由です。

(麻酔が必要な場合でも、部分麻酔なので、1~2時間ほどで元の状態に戻ります。)

 安全性が高い

ヒアルロン酸の注射で一番気のなるのが、その安全性ですね。
ヒアルロン酸は、もともと人間の体に多く含まれている成分で、体内でも作られています。

つまり、体内にある成分と同じものを注入するので、アレルギーや副作用の心配がほとんどないわけです。

効果を実感しやすい

ヒアルロン酸注射は、気になる患部に直接注入するので、効果をすぐに実感することができます。また、注入中も鏡を見ながら量を調整することができますので、希望通りの仕上がりが期待できます。

例えば、顔のシワ取りでは、シワの状態を鏡で見ながら、注入の量を調整することができるので自分のなりたいイメージ通りにすることが可能です。

ヒアルロン酸注射のデメリット

施術者によって効果がイマイチ

ヒアルロン酸注射には決まった方法がないため、注入する量や箇所は施術者の判断に任せられます。

ほうれい線の長さや太さには個人差がありますから、人によって注入量や注入箇所、注入回数は施術者の知識や経験で決めることになりますので施術者のセンスが問われます。

また、未熟な施術者の場合は適切な判断ができず満足度の低い仕上がりになる可能性もあるため注意が必要です。

内出血のリスク

針を注射する際に誤って毛細血管を傷つけてしまい、内出血や痣ができてしまうケースがあります。

また、内出血の量が多いと顔がパンパンに腫れてしまうこともごくまれにですが報告されています。

腫れも内出血も平均すると1週間程度で改善されますが、気になる方はコンシーラー等の化粧品を使って隠すことができます。

多少の痛みを伴う

顔に注射をするので無痛ではなく、針を刺す際にはチクリとした痛みがあります。

ただ、注射針は年々進化していて、極細で先の丸いものが使われているため、我慢できないほどの痛みが発生することは少ないです。

しかし、注射の部位や注入する量によって個人差がありますので、注射がどうしても苦手な方や最初の注射で耐えられない痛みを感じた方には、部分的に麻酔を打ってから注入してくれる医院もあります。治療を検討している場合は、あらかじめ情報を集めたり専門医に相談しておくと対応してくれるかと思います。

すぐ元に戻ってしまう

ヒアルロン酸注射をしたのに、数日後には元に戻ってしまうケースがあります。

これは後日、再度注入することによって解決することがほとんどです。

また、ヒアルロン酸注射は即効性はありますが、次第にヒアルロン酸は体内に吸収されますので、効果は2~3か月しか持ちません。

効果を持続させるためには、定期的な注射が必要になります。

そして、悪質な場合、質の悪い薬剤を使用したりわざと量を少なくして追加料金を取られたりするケースもあるようです。

実際に行ってみた人に話を聞いてみる、病院のクチコミを確認する、事前にリサーチすることで、悪質なケースを避けることのできる可能性が高くなります。

まとめ

ヒアルロン酸注射は痛みや副作用も少なく、安全性が高い注射です。

しかし、医院選びを間違えてしまうと、副作用や仕上がりに満足しない場合があります。

失敗しないために、料金やどの種類の薬剤を使用しているかなど、複数の医院と比較して事前に情報収集することが大切です。

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