最近、小顔矯正や小顔メイクになるグッズが発売されて、今も昔も小顔になりたい女性が溢れています。
そんな願いをかなえてくれると人気の表情筋エクササイズ。
表情筋エクササイズとは、顔の筋肉を鍛えることで、シワ・たるみが改善するだけでなく、第一印象が良くなると今注目されています。
実は、小顔は顔の中にある筋肉を刺激するだけでも手に入れることができます。
しかし美容整形のような即効性はないため、地道に続けることで小顔に近づけます。
今回は、顔に張り巡らされている表情筋を鍛えるメリットや具体的な鍛え方などについてご紹介します。
表情筋とは
表情筋とは、顔の目や口、鼻などを動かす筋肉です。
顔には30種類以上の筋肉があり相互に作用し、人間の複雑な表情を作り出しています。
また、口周りの筋肉は数が圧倒的に多く、笑顔に関連しています。
しかし、表情筋は通常の生活では全体の30%しか使っていません。
このまま筋肉を使わずにいると、加齢などが原因で筋肉が衰え、衰えた表情筋は今まで保っていた顔のハリなどのバランスを崩しシワやたるみに繋がります。
表情筋を鍛えるメリット
<ほうれい線やシワを目立ちにくくする>
先ほどでも説明した通り、表情筋は、使わなければ衰えていくだけです。
筋肉が衰えると、支えている皮膚が緩み、ほうれい線やしわが目立ち老け顔の原因となります。
しかし、表情筋を鍛えれば、筋肉がついて皮膚が上がり、ほうれい線やしわは目立ちにくくなります。
血流が促進される
表情筋を鍛えるとフェイスラインが全体的に引き締まります。
小顔効果はもちろんですが、顔と繋がる首のしわもできにくくなりますし、顔全体の血流が良くなることで頭の血流も改善されます。
顔の血流が改善されることで、体にも変化が起こって肩こり解消や冷え性改善などの効果も期待できるでしょう。
顔の脂肪が減少する
脂肪は、足や腕などだけではなく顔にもつく厄介なものです。顔に脂肪があると二重顎や頬が垂れるなどが起こり、小顔から遠ざかってしまいます。
表情筋を鍛えれば、顔まわりについてしまった脂肪が減少するというメリットがあるのです。
小顔にするための表情筋エクササイズのやり方
あいうえお体操
表情筋は、「アイウエオ」を言うように口を動かして鍛えることもできます。
実際に声を出しても、出さなくてもできるので場所を選ばず鍛えることができます。
アイウエオ体操は以下です。
- ア、イ、ウ、エ、オの1文字につき10秒キープします
- キープする際には普段使わない表情筋を意識して目いっぱい動かしましょう
笑顔をキープ
笑顔は見る人を幸せな気分にさせるものですが、口だけ笑っていても不自然に見えます。
自然な笑顔によって誰かを幸せ気分にできますし、何より小顔効果も期待できます。
ここでは、割り箸でできる笑顔トレーニングの方法をご紹介しましょう。
- 割り箸をくわえた状態で笑う時と同じように口を横に開いて30秒キープする
- 割り箸をくわえたまま10秒休んだらもう一度行う
- 慣れてきたら30秒キープ中に目を閉じたり開いたりも行って目の周りの筋肉も一緒に鍛えましょう
効果をさらに高めるとき
表情筋エクササイズは間違った方法で行うと逆に悪化することもあります。
ここでは、行う際の注意すべきポイントをご紹介いたします。
皮膚をこすりすぎない
マッサージする場合、皮膚の摩擦により炎症性色素沈着が生じたり、肝斑が悪化したりすること場合があります。
強くこすりすぎないように気を付けましょう。
顔の筋肉を収縮させる際にシワを作らないようにする
マッサージを行う際は、鏡を見ながらシワができていないか確認しながら筋肉を収縮させるようにしましょう。
筋肉を強く収縮させるとかえってシワ・たるみの原因となるためです。
まとめ
表情筋を鍛えて小顔になる方法についてご紹介しましたが、少しでもマッサージを習慣化することで小顔に導くことは可能です。
最近ではSNSが普及し、スマホを使用することで下を向く時間が多くあります。
しかし、長時間使用することで二重顎やたるみ、口角を下げるなどの悪影響が出てしまいます。
スマホを使用する際は、下を向かずに目の高さまで上げることを心がけましょう。