卵殻膜化粧品って本当に効果ある?気になる美肌効果から副作用まで徹底検証!

次世代のエイジングケア成分として注目を集めている「卵殻膜(らんかくまく)」。

 

私たちのお肌の下には美肌の元となる、線維芽細胞があります。

この繊維芽細胞がさらに美肌に必要な成分を作り出しています。

しかし、年齢を重ねる毎ごとに、線維芽細胞が老化して、その結果ターンオーバーを促進するコラーゲンなどが減少し、肌のシミやシワ・たるみなどの症状が出てきます。

そこで、卵殻膜をプラスすることで線維芽細胞に働きかけ肌を活性化する働きがあります。

また、卵殻膜化粧品を使うことで、お肌だけでなく髪や爪にも潤いを与えます。

今回はそんな驚くべき卵殻膜の美肌効果について詳しくご紹介します。

 

卵殻膜とは

卵殻膜は、卵の殻の内側にある薄い膜のことです。

卵殻膜は、僅か0.07㎜という薄さながら、主成分であるたんぱく質に、18種類のアミノ酸、コラーゲンやヒアルロン酸などで構成されています。

これらは、ヒナが成長するための栄養源となるだけではなく、外部からの微生物から保護する働きも担っているため、決して衛生的とは言えない場所で卵を産んでも、卵の内部では雑菌が増殖することなく、ヒナは誕生することができるのです。

期待される効果

先ほどご紹介した通り、卵殻膜には、コラーゲン、ヒアルロン酸、18種類のアミノ酸、プロテオグリカン、シアル酸、デスモシン・イソデスモシン、といった美容成分が豊富に配合されています。

この中でもアミノ酸は、人工的に作られたものと異なり、人間になじみやすい18種類ものアミノ酸が含まれているため、お肌のハリや弾力に必要なⅢ型コラーゲンの生成をサポートするため、以下の効果が期待できます。

・みずみずしい潤い肌へ

・ターンオーバー促進

・ハリ弾力肌へと導く

美肌や美髪に良い成分「シスチン」配合

卵殻膜には、「シスチン」というアミノ酸が、人の肌の5倍以上も含まれています。

食品の中では大豆や小麦のたんぱく質にシスチンが多く含まれているものの、それらと比較しても卵殻膜のシスチンの含有量は圧倒的です。

シスチンは、体内で「L-シスチン」に変化します。

L-シスチンとは、そばかすやシミの元となるメラニンの生成を抑制し、肌のターンオーバーを促進するとして、今、注目を集めている成分です。

また、L-シスチンは、髪や爪の主成分であるケラチンを構成するアミノ酸の一種であるため、髪のハリやコシを保ち、爪を丈夫にするといった効果があります。

そのため、L-シスチンはシミ、そばかす対策として多くの化粧品に配合されている注目の成分なのです。

Ⅲ型コラーゲンのサポート

人の肌の70%は、I型コラーゲンとⅢ型コラーゲンで構成されています。

Ⅲ型コラーゲンは、赤ちゃんの肌に多く含まれており「柔軟性コラーゲン」とも言われています。

しかし、このⅢ型コラーゲンは25歳前後を境に減少します。

例えば減少することで、肌質が変化し皮膚が硬くなり肌もたるんできます。

研究結果では、卵殻膜をとることで細胞の活性化がされ、Ⅲ型コラーゲンの増加が卵殻膜をとらない状態と比べて3.5倍ほど増えたことで、卵殻膜はⅢ型コラーゲン増加をサポートする成分として注目されています。

副作用のリスクは?

卵アレルギーを持っている方の多くが卵白に含まれる「オボアルブミン」や「オボムチン」という成分に反応しているそうです。

卵殻膜にはこれらの成分が含まれていないため、卵殻膜が配合された化粧品を使用してもアレルギーを起こすことは考えにくいと言われています。

しかし、アレルギーの方が卵殻膜配合化粧品を使用する場合は、必ずパッチテストを行うようにして下さい。

卵殻膜のまとめ

卵殻膜は、Ⅲ型コラーゲンという人間の皮膚や髪の毛のハリやツヤなど見た目に関係してくる成分の生成を助ける働きがあるので、女性の美容には欠かせない成分ということが分かりましたね。

顔のたるみやしわに悩まれている35歳以降の女性は、卵殻膜化粧品などを積極的に使うと見た目に変化があるかもしれませんよ。

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