脂性肌の特徴は?効果的な洗顔と改善方法を紹介!

肌質には、普通肌・乾燥肌・混合肌・敏感肌、そして脂性肌があります。

この中で、脂性肌(オイリー肌)は、最もはっきりと自覚している方が多く、肌トラブルが深刻化しやすいタイプと言えます。

脂性肌の原因はもともとの体質も関係していますが、私たちが普段過ごす生活環境も大きく影響しています。

今回は脂性肌の原因と改善方法について詳しくご紹介します。

脂性肌(オイリー肌)とは?

脂性肌は、「皮脂の分泌が過剰になっている状態」の肌のことを言います。

皮脂の分泌が過剰になると、

・顔に油を塗ったかのように顔がテカテカになる

・ニキビができやすい

・メイクが崩れやすい

など特に女性には頭を抱えてしまう問題ばかり起きます。

また、脂性肌の方がニキビに悩みやすい原因は皮脂に関係しています。

ニキビの原因はアクネ菌です。アクネ菌は皮脂が大好物のため、皮脂がたくさん分泌されている脂性肌の方は、アクネ菌が繁殖して、炎症を起こし、ニキビができてしまいます。

また、脂性肌の方の悩みは、顔のテカりやニキビだけではありません。

実は乾燥で悩まれている方も多いです。

脂性肌と乾燥肌は関係ないように見えますが、最近は乾燥しているのに、皮脂の分泌が多い「脂性乾燥肌」の人も増えています。

脂性乾燥肌とは?

肌の表面は皮脂でテカテカしているのに、肌内部は乾燥している状態を脂性乾燥肌と言います。

別名インナードライ肌とも呼ばれ、肌がこの状態になっていることに気づかない方が多いのが特徴です。

◎脂性乾燥肌か見分ける方法は、洗顔後に15~20分程度、化粧水などを何もつけずに肌を観察してみましょう。

「テカっているけどつっぱり感を感じる」「部分的にカサついているところがある」など、肌の乾燥を感じるなら脂性乾燥肌、皮脂が浮いてくるだけで乾燥を感じない場合は脂性肌になります。

 脂性肌の原因

・食生活の乱れ

・ストレス

・乾燥

・間違ったスキンケア

・遺伝

・不規則な生活環境

食生活で、脂質を過剰に摂取すると、当然ながら皮脂の分泌が増えてしまいます。

ジャンクフードや揚げ物などを中心に食べていて、野菜や果物を食べていなかったら、皮脂はどんどん分泌され、脂性肌が深刻化していきます。

また、不規則な生活環境も原因の一つとして考えられます。

例えば、夜更かしや睡眠不足、運動不足を送っていると自律神経が乱れ、皮脂の分泌が過剰になり、脂性肌へと繋がります。

脂性肌の対策

脂性肌の人は皮脂の分泌量を抑えて、肌質を改善できるように、日々のスキンケアや生活環境の見直しが必要です。

食生活を見直す

まずは、野菜中心のヘルシーな食事に変えましょう。

脂分を摂りすぎると、皮脂の分泌量が増えます。

揚げ物が好きな方はノンフライヤーを活用するなど極力油を使わない食事を心がけましょう。

スキンケアの改善

洗顔は、皮脂の分泌量が多くても、朝晩の1日2回のみにしましょう。

それ以上、洗顔してしまうと、必要な皮脂を洗い流してしまって、皮脂の分泌量が増えてしまいます。

また、脂性肌の方のクレンジングは、肌に優しいミルクタイプやジェルタイプのクレンジングを使用しましょう。

「拭くだけでOK」や「濡れた手でOK」のようなクレンジングは、クレンジング力が強すぎて、肌に必要な保湿成分までも洗い流してしまう可能性があります。

そして、洗顔後は、化粧水と乳液をつけましょう。

脂性肌の方は、乳液を避けている方が多いです。

しかし、乳液をつけて、肌に蓋をしておかないと水分が蒸発してしまいます。

サッパリタイプであれば、べたつきませんので、脂性肌で皮脂量が気になる人も、乳液はきちんとつけましょう。

まとめ

脂性肌の特徴や原因、スキンケア対策・改善方法をご紹介しました。

脂性肌は遺伝の部分もありますが、ご紹介した対策や改善方法を実践すれば、皮脂の分泌量を抑えて、脂性肌のトラブルが起こりにくくなります。

今日から正しいスキンケアを実践し、生活環境を見直して肌トラブルを改善させましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする