夏の紫外線から肌を守るためのシミ対策!

 若いうちからの紫外線対策がシミ知らずの肌を作る!

 

シミのための紫外線対策と言われても、若い人はいまいちピンとこない人も多いでしょう。むしろ夏はこんがり肌を焼いた方がかわいい!シミの心配や紫外線対策なんてもっと年をとってからやればいいと、紫外線対策なしで外へ飛び出していく…なんて人もいるのではないでしょうか。しかしそんな行動は、後に大きな後悔を生むことになります。

 シミは数十年かけて出てくる

シミは肌のターンオーバーが乱れ、肌のメラニン色素を除去できなくなってしまい、色素が沈着してしまったときに発生します。肌のターンオーバーは加齢とともに乱れがちになりますので、年を取ってからの方がシミは発生しやすいです。
しかしシミは紫外線を浴びてから、数十年かけて出現するものもあるいわれています。シミは紫外線を浴びてすぐに出来るわけではなく、皮膚の奥の方で徐々に皮膚細胞が変化し、ある日突然肌の表面に現れてしまう、ということもあるんです。
なので若い時に蒔かれていたシミの素が、数十年かけて急に出てきて気が付けばシミだらけの肌に…なんてことにならないためにも、まだ若くて肌が綺麗なうちからしっかりと紫外線対策、シミ対策を行っておく必要がります。

 若いときにこそ紫外線対策を優先すべき

若い時は新陳代謝も活発で肌にハリもあるため、必要なものは守りのスキンケアだといわれています。なので肌が元気な若いうちから高級な化粧水や美容液などを使うよりも、紫外線対策を優先して行うべきだといわれています。
なぜ紫外線対策を優先すべきなのか、それは前述したように一度肌に蓄積されてしまった紫外線は、なかなか取り除くことが難しいからです。そのうえ年齢を重ねるにつれ、どんどん除去しにくくなります。
若い時のスキンケアは紫外線対策、そして保湿を優先して行うようにしましょう。

 日焼け止めによる紫外線対策でシミを防ぐ

 

ここからは実際に、どのようにして紫外線対策でシミを防いでいくかということを紹介していきます。まずは紫外線対策の定番である、日焼け止めから。

 シミを防ぐには日焼け止めによる紫外線対策が効果的

シミ予防のための紫外線対策の方法には、日傘やUVカット機能のある上着、帽子など色々あります。ですがやはり、日焼け止めが最も効果的だといわれています。
日焼け止めはSPFやPAの数値が高いほど、紫外線をカットしてくれます。しかし同時に数値が高くなるほど肌への負担も大きくなり、肌トラブルの原因に繋がったりボディソープだけでは落とせなかったり、という物も多くなります。日焼け止めは安易にSPFやPAの数値が高いものを選ぶのではなく、使う状況やタイミングなども踏まえながら選択すると良いでしょう。

 紫外線対策のための日焼け止めの選び方

紫外線によるシミ対策のため、どのように日焼け止めを選んでいけば良いのか。まずPAというのはシワやたるみなどの肌老化を招く紫外線A波を防ぐ役割があり、+表記で4段階、多いほど効果が強くなります。SPFというのは、紫外線が当たりだしてから日焼けをするまでの時間を遅らせる数値のことです。例えばSPF25なら、25倍遅らせることができます。
日焼けするまでの時間には個人差がありますが、平均としては15分~20分だといわれています。なので目安としては、洗濯や1時間程度の短いなど日常生活の中の短い外出であれば、SPF20、PA+などの日焼け止めでも十分だといわれています。

 シミと紫外線対策のため日焼け止めの使い方

SPFの数値や+表記の数は、日差しが強い場所に長時間行くかということよりも、どれだけこまめに日焼け止めを塗りなおせるか、ということを考えて買うと良いでしょう。
あまりこまめに塗りなおせない、塗りなおすのが面倒くさいという人は数値が高いものを、逆に長時間外にいてもこまめに塗りなおせるという人は数値が低いものを使った方が、肌への負担は小さくて済みます。
もちろん肌が弱いという人はこの限りではなく、どんなに面倒でも数値が低いものをこまめに塗りなおしましょう。また夏は汗で日焼け止めが流れてしまいがちになるので、いくら高い数値の物を選んだからと言って、朝一度だけで終わり…としてしまうと、想像以上に日焼けしてしまう可能性があります。

 紫外線を浴びてしまったら…日焼けした後のシミ対策

 

シミをつくらないためには紫外線を浴びない、日焼け対策をしておくことが一番です。とはいえ入念に紫外線対策をしたとしても、やはり屋外に出れば少なからず肌はダメージを受けます。ですが紫外線を浴びて日焼けをしてしまった後でも、しっかりとアフターケアを行えばシミを防ぐことができます。

 紫外線で日焼けした肌を冷やしてシミ対策!

うっかり紫外線を浴び日焼けをしてしまった肌は、やけどを負ったような状態です。なのでそのままでいるとヒリヒリすることはもちろん、乾燥により色素沈着を起こしシミに繋がっていく可能性も高いです。なのでいつもと同じスキンケアでなく、まずはこの炎症を鎮めてあげるところからはじめましょう。
まずはお風呂に入る前、冷蔵庫で冷やしたり氷水で濡らしたおしぼりなどを使って、肌をしっかり冷やしてあげましょう。ある程度肌のヒリヒリ感が治まったら、いつもより優しく洗顔をしてください。
お風呂から上がったあとは冷やした化粧水やパックで、肌を冷却しながらケアをしてあげましょう。最後に乳液やクリームなどで、肌を保護してあげることも忘れずに。

 紫外線によるシミ対策におすすめの成分は?

日焼け後に行うシミ対策のスキンケアは、紫外線による遺伝子へのダメージを修復してあげることが大切です。なので美白化粧品と呼ばれるものを使って、シミ対策を行っていきましょう。
シミの原因となるDNAへのダメージは、ビタミンC誘導体と呼ばれる成分が修復してくれます。ビタミンC誘導体は、肌に吸収された後にビタミンCに変わる成分であり、シミ対策のスキンケアに大きな効果を発揮してくれます。値段はやや高価になりますが、紫外線をたくさん浴びる時期の特別なスキンケア用に、一本は持っておいて損はないでしょう。

 シミは紫外線対策をすることで防ぐことができる!

 

シミを作らないために必要な紫外線対策や、シミをつくらないためのスキンケアなどを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
シミは長年浴び続けた紫外線などによって、ある日突然浮かび上がってくることも多いです。そしてその時になって慌ててスキンケアをしても、もう既に手遅れ…なんてことも。
そんなことにならないためにも、若いうちからしっかりと紫外線対策、シミ対策をして、美しい素肌を保っていきましょう。

 

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする